🍵 冬になると、体の声が少しだけ聞こえやすくなります。
冷えやすい、乾燥する、なんとなく重たい。
理由はうまく言葉にできなくても、「今日はこういう日だな」と感じる瞬間、ありませんか。
そんなとき、コーヒーの代わりにお茶を淹れるだけで、
一日の流れが少しだけ変わることがあります。
無理に元気を出すでもなく、何かを我慢するでもなく、
ただ「今の自分」に合わせて選ぶ、というだけで。
🌿 アーユルヴェーダには、ドーシャという考え方があります。
よく「体質診断」の文脈で語られることが多いですが、
本来はもっと柔らかくて、
その日の状態や季節によって揺れ動くものとして捉えられてきました。
なかでも大切にされているのが、
生まれ持った体質ではなく、今の状態を見るという視点。
これをアーユルヴェーダでは、「ヴィクリティ」と呼びます。
☕ 今日は、そのヴィクリティの考え方をヒントに、
「今日はどんなお茶が合いそうかな?」
そんなふうに選ぶ、ドーシャ別ハーブティーのお話です。
診断しなくても大丈夫。
当てはめなくても大丈夫。
今の感覚に、そっと耳を澄ませながら、続きを読んでもらえたら嬉しいです。
🌿 アーユルヴェーダのドーシャって、ざっくり何?
アーユルヴェーダでは、人の体や心の状態を、3つのエネルギーのバランスとして捉えます。
それが、ヴァータ・ピッタ・カパと呼ばれるドーシャです。
ドーシャという言葉を聞くと、
「自分はどれ?」「診断しなきゃいけない?」
そんなふうに構えてしまうかもしれません。
でも本来のアーユルヴェーダでは、きっちり当てはめることよりも、
今の状態をやさしく眺めることのほうが大切にされています。
3つのドーシャは、どれか一つだけが存在するわけではなく、
誰の中にもすべてがあり、季節や生活リズム、その日の体調によって強く出たり、静かになったりします。
🫖 たとえば、こんなふうに感じる日。
これらはすべて、今どのドーシャの影響が出ていそうかを知るための、
ほんの小さなヒントにすぎません。
大切なのは、「私はこれ」と決めつけることではなく、
「今日はこんな感じかも」と気づいてあげること。
次の章では、そんな感覚を手がかりにしながら、
今の自分がどれっぽいかを、もう少しだけ具体的に見ていきます。
☕ 今の自分はどれっぽい?(ゆるチェック)
ここからは、正解を当てにいくチェックではありません。
あくまで、「最近の自分、こんな感じかもなぁ」と
今の状態を眺めるためのヒントとして読んでみてください。
🌬 ヴァータが気になるとき
🔥 ピッタが気になるとき
🌱 カパが気になるとき
いくつ当てはまったかを数える必要はありません。
「今はこれが近いかも」と感じたものが、
今日の自分のヴィクリティ(今の状態)です。
🫖 次の章では、それぞれの状態に寄り添うような
ドーシャ別ハーブティーの選び方をご紹介します。
🍃 今あるお茶から選ぶ、ドーシャ別ハーブティー
ここでは、今かいらりで扱っている3種類のハーブティーをもとに、
ヴィクリティ(今の状態)別に、手に取りやすいお茶をご紹介します。
あくまで目安として、
「今日はこれが心地よさそう」と感じるものを選んでみてください。
🌬 ヴァータが気になるとき|カモミール&ラベンダー
カモミールとラベンダーをベースに、
フェンネルやリコリス、トゥルシーなどが重なったナイトブレンドは、
一日の終わりに寄り添うようなお茶です。
眠る前や、
「今日はここまで」と区切りをつけたいときに。
冷えやすく、乾燥しやすい。
考えごとが増えて、落ち着かない夜に。
🔥 ピッタが気になるとき|モリンガ&ハイビスカス
体に熱がこもりやすく、
気づくと頑張りすぎているとき。
モリンガとハイビスカスのブレンドは、
すっきりとした酸味と軽やかさがあり、
気分を切り替えたいタイミングに向いています。
冷たくしても飲みやすく、
日中や仕事の合間に、クールダウンの一杯として。
🌱 カパが気になるとき|ミント&ジンジャー
体が重たく感じたり、
食後にぼんやりしてしまうとき。
ミントとジンジャーを中心に、
ブラックペッパーやクミンなどのスパイスが重なったこのブレンドは、
巡りを意識したいときに選ばれやすいお茶です。
朝や食後、
「少し動き出したいな」というタイミングに。
🫖 今日は、どのお茶にする?
ドーシャは、誰かを分類するためのものではなく、
今の自分の状態に気づくための視点です。
今日は冷えているな、
少し頑張りすぎたかもしれないな。
そんな小さな感覚に耳を澄ませて、
「今日はこれがよさそう」とお茶を選ぶ。
それだけで、体も気持ちも、
ほんの少し整うことがあります。
正解を当てなくて大丈夫。
昨日と違っても大丈夫。
今日は、今日の自分に合う一杯を選んでみてください。
🌱その他のアーユルヴェーダの記事はこちら








コメント